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「ユーザーに魔法のような体験を届けたい」新入社員が語る、ZOZOのエンジニアライフ

山田 楓也(ブランドソリューション開発本部 WEARフロントエンド部 iOSブロック/ 2023年新卒入社)
2023年に株式会社ZOZOに新卒入社。現在は、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」のエンジニアとしてWEAR iOSアプリの既存機能改修や新規機能開発に従事する。北海道在住。趣味は、プリン巡り、筋トレ、カラオケ。


働く人のサービスへの「熱量の高さ」が決定打

私はもともと「誰かのために何かをすること」が好きでした。友人に勉強を教えたり、困っている際に助けたりすることにやりがいを感じていたのです。

職業観もその延長線上にあり、誰かのためにできること、カッコよく言えば「課題解決」できることを重視していました。

最終的にZOZOへの入社を決めたのには、2つの理由があります。1つは、自分自身がZOZOが提供するサービスのユーザーだったということです。

私はもともとファッションに苦手意識があり、コーディネートを考えることが億劫で、全身黒色のスウェットで大学に通学している時期がありました。お世辞にもファッションセンスがあるとは言えないタイプだったので、むしろそのほうが無難だと思っていたのです。

そうした時期に出会ったのが、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」でした。

投稿されているコーディネートをチェックしていくと、アイテムや色の組み合わせを工夫することで、自分に似合う服装を見つけられることが分かり、自分らしいファッションに挑戦したいと思えるようになりました。

コーディネートを参考にしながら、気になったアイテムをZOZOTOWNで購入するようになると、大学の友人たちから大きな反響がありました。ファッションへの苦手意識を克服できた瞬間です。

まさに、私の課題を解決してくれたのがWEARなのです。
そして、そのWEARを利用する側ではなく、提供する側になりたいという気持ちが湧いてきました。

2つ目の理由は、プロダクトに熱量を持っているエンジニアが非常に多いということです。

そもそもファーストキャリアを選ぶ基準にしていたのは、「企業理念」と「働く人」です。共感できる企業理念を掲げていて、一緒に働きたいと思える人が多い会社で、自分が持つエンジニアリングのスキルを生かして課題解決をすることが目標でした。

就職活動が進むと、最終的にいくつかの企業に候補が絞り込まれたのですが、どの会社も共感できる企業理念を掲げていて、なおかつ働いている人たちも尊敬できます。つまり、その時に持っていた基準だけでは「選び切れない」という状態になってしまったのです。

そこで、もう一つ大事にしたい基準として考えたのが、「働く人のサービスに対する熱量」でした。

ZOZOは、ここで頭ひとつ抜けていました。エンジニアの誰もが「自社サービスをよりよくしたい」と強く願っており、その姿勢がサービスを日々改善させていたのです。最後はこれが決め手になり、ZOZOで働く決心をしました。

魔法と見分けがつかないほどの技術まで磨く

現在はブランドソリューション開発本部 WEARフロントエンド部に所属し、WEARのiOSアプリの開発を担当しています。業務内容は既存機能の改修から新機能の開発まで多岐にわたり、また、ZOZOが運営しているMeetupイベントへの登壇など、コードを書く以外の活動も行っています。

入社してからは最初の1ヶ月間で研修を受け、その後半年の間、メンターに技術や仕事の進め方を教わりながらプロジェクトに参加して実務経験を積みました。入社してまだ1年未満ですが、今はチームの一戦力として、業務に向かう日々です。

開発する新機能はビジネスサイドのスタッフから提案されることが多いのですが、ZOZOにはユニークな発想を持ったスタッフが多く、彼らが提案する機能を実装するのは簡単なことではありません。前例がない機能であるケースも少なくなく、いかにして開発するかいつも頭を捻っています。

とはいえ、頭を捻るほどの機能開発に携われるということは、エンジニアの醍醐味でもあります。お客様のことを考え尽くしているスタッフからの提案なので、これを「できません」とは言いたくありませんし、難しい発想を形に変えてこそエンジニアです。

20世紀を代表するSF作家の一人であるアーサー・C・クラークが「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」という名言を残しましたが、私はそのレベルを目指したいと思っています。

まだまだ技術力を磨いている途中ですが、日々の積み重ねを通じて、ユーザーのみなさんには魔法のような体験を届けていくつもりです。高いスキルレベルを有するZOZOのエンジニア組織でなら、それが実現できると本気で思っています。

技術力だけではないエンジニアを目指して

ZOZOで働く期間を通じて、たくさんの変化と成長を味わうことができました。

ZOZOでは、エンジニア以外のスタッフと連携しながら開発をする機会が多いので、各々の異なる視点や前提を擦り合わせながら、コミュニケーションを図らなければいけません。

要求されていることが簡単にはできない場合、それを正しく伝え、現実的な解を見つけていく過程で、「ただ開発ができればいい」エンジニアでは不十分であることを学びました。

さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーと関わると、それだけ発想が膨らみ、大きな成果が生まれます。その事実を身をもって体感したので、デザイナーやプロジェクトマネージャーと積極的にコミュニケーションを取るようにしてきました。結果的に、コミュニケーションスキルなどのソフトスキルが飛躍的に向上したと感じています。

また、ZOZOは2004年に運営が開始された「ZOZOTOWN」や今年10周年を迎えた「WEAR」など、歴史あるサービスを提供しています。ここに新しい機能を足していくには、ただモダンな技術を扱うだけではなく、古い技術をリプレイスするために「設計知識」や「言語理解」などのスキルが必要です。コミュニケーションスキルなどのソフトスキルと技術スキルの双方を身に付けられたのは、ZOZOならではの経験だったと思います。

ZOZOのエンジニア組織はフルリモート・フルフレックス制度を採用しているので、私も生まれ育った北海道で働いているのですが、自分の好きな時間・好きな場所で働くことができます。入社してから自分なりに組織に対して価値を発揮してこられたと自負していますが、これは自分が最もクリエイティブであれる環境で仕事に打ち込めたからこそです。

エンジニアが成長するための挑戦の機会が数多くあり、なおかつ成果を出すための支援が整っているところが、ZOZOの好きなところです。

技術をベースに「似合う」を届ける

私がこれから目指すのは、「プロダクトとチームを設計できるエンジニア」です。

私の業務は「WEARアプリを開発すること」ですが、もっとロマンチックな表現をすれば、ファッションを愛するみなさんに「似合う」を届けることだと思っています。

これを実現するには、ただコードを書くだけでなく、プロダクトのアーキテクチャを考え、チームメンバーの能力を最大限に生かしながら、効率的な解決策を提供できるエンジニアにならなければいけません。

ZOZOで働くエンジニアには、「コードが書ければそれでいい」と考えている人は一人もおらず、ロールモデルになる先輩がたくさんいます。みんなから技術とマインドを盗み、目標とするエンジニアに一日でも早く近づきたいと思います。

入社を考えている学生のみなさんには、社会で活躍するエンジニアを目指すにあたり、ZOZOはとても優れた環境だとお伝えしたいです。

サービスへの熱量が高いエンジニアが多いので、私たちの仕事には、言うなれば“健全な衝突”が多々あります。それぞれが抱える理想のサービス像を出し合い、議論し、磨き上げていく過程からは、技術力の向上はもちろん優れたサービスをつくるというエンジニアとしての本質を学び取れるはずです。

私もこれまで、「もっとこうしたい」「こんな技術を取り入れたい」とたくさんの提案をしてきました。でも、否定されることはありませんでしたし、大抵の場合は背中を押してもらえました。きっと、ユーザーに向いた本質的な提案をしてきたからです。

ファッションが得意である必要はありません。昔の私のように、ファッションに苦手意識を持っている人でも、「ユーザーに価値を届けたい」という気持ちがあれば、ZOZOはその思いを応援してくれます。

「エンジニアとして成長したい」「ユーザーに価値あるプロダクトをつくりたい」という思いがあるなら、それをZOZOで叶えましょう。

みなさんと働ける日を、心から楽しみにしています。


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