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こだわりを熱量に変えて-ZOZOで働く新卒1年目のエンジニアの半年間とこれから

永井崇大(計測プラットフォーム開発本部 計測アプリ部 iOSブロック / 2022年4月新卒入社)
大学院を卒業後、2022年に新卒入社。2022年8月より米国で提供開始したボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」のローンチに携わり、ローンチ後は機能改善や追加機能の開発などを担当。他にもZOZOMATデモアプリや社内コミュニケーションツールの開発、iOSDCへの登壇など、多方面で活躍。趣味は、映画鑑賞、ゲーム、古着収集。

大好きなファッションと挑戦的なプロダクトに惹かれて

物心ついた時から、こだわりが強く、自分が「好き」と感じるものにとことん熱中するタイプでした。特にファッションには幼少期から興味があって、兄のおさがりは着たくないと泣いてしまうくらい、こだわりの強い子どもでした。

就職活動でも、「熱中できる仕事をしたい」という思いから、サービスやプロダクトに自分なりのこだわりを見出せそうかという点で企業を探していました。これまでの経験から、何か自分なりのこだわりを持つことが、物事に熱中するための鍵だと実感していたからです。

ZOZOは、「ZOZOSUIT」や「ZOZOMAT」をはじめ、オンラインでのファッションの購買体験をよりよいものに変える計測テクノロジーを展開しています。ファッション業界の未来を変えるような挑戦的なプロダクトは魅力的に感じていましたし、自分自身、一人のユーザーとして購買体験に課題感を持っていたので、もしそんなプロダクトの開発に携わることができたら、とことん熱中できそうだと思っていました。

また、楽しく働くには人間関係も大切だと考えていたので、同僚と波長が合いそうかも気にしていました。ZOZOのスタッフは、フランクに話しかけてくれたので、自分もありのままの自然体で話すことができました。就職活動っぽいかしこまった感じではなかったことが、心地よかったのを覚えています。


配属直後にZOZOFITローンチを経験

 新卒社員研修後、希望していた計測プラットフォーム開発本部に配属されました。今は8月にアメリカで開始したボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」アプリの開発のほか、「ZOZOMAT」のデモアプリの運用・保守などを担当しています。ZOZOFITアプリでは、ローンチまでは機能実装や、アプリユーザーの行動トラッキングの実装を担当しました。ローンチ後は機能改善や追加機能の開発を進めています。

ZOZOFITは、ZOZOが掲げる戦略の3本柱のひとつである「技術ライセンスの販売」の要となるサービスです。今後、ZOZOが日本だけでなく海外にビジネスの領域を広げていくための一歩だと考えると、自分の仕事の重要性や与えるインパクトの大きさにワクワクしました。

開発は日本とニュージーランドのチームが共同で進めているので、テキストでのやり取りからビデオ会議まで、コミュニケーションは全て英語で行います。言語の壁を感じることもありますが、学生時代に趣味を通じて「英語が扱えるかどうかでアクセスできる情報源や情報量が大きく変わる」と実感し、日頃から英語のコンテンツに触れるように習慣づけていたのが、今役に立っています。業務の中で海外の優秀なエンジニアと意見を交わし合えるのは、とても刺激になります。

ローンチに向けては、多くの部署の関係者と、密に連携を取りながら仕事を進めていく必要がありました。Androidエンジニアとアプリの実装方針を擦り合わせたり、データ分析チームとアプリユーザーの行動トラッキングの設計を固めたり、バックエンドエンジニアとAPIの仕様を確認したり…。

円滑なコミュニケーションや仕事の進め方などは、これらの経験を通して学ぶことができましたし、多くの人と協力して一つのモノを作り上げるというこれまでに味わうことのなかった喜びを感じることができました。

日系企業に在籍しながら、英語を使い、海外で提供するサービスを開発する機会は、一般的には多くないのではないでしょうか。入社直後にも関わらず、ローンチの一翼を担えたことは、非常に恵まれた経験でした。


あっという間の半年間

ZOZOに入社して半年が経過しましたが、担当業務以外にも、様々なことに挑戦させてもらえているので、あっという間に感じる半年でした。

例えば、新卒社員の開発研修で、私が所属するチームが提案した社内マッチングツールの開発を行っています。デモを作ってみたら「社内コミュニケーションのために使いたい」と要望があり、社内リリースに向けた開発を計測アプリ部の業務と並行して進めています。

また、9月にはiOSエンジニア向けカンファレンスiOSDC Japan 2022に登壇しました。ZOZOでは毎年数名のエンジニアが登壇しているのでノウハウもあり、社内のサポート体制がしっかりと整っています。私もプロポーザルの原稿から、発表資料までをiOSエンジニアの先輩方にレビューしていただきました。エンジニアのカンファレンスで登壇するのは初めてでしたが、発表に対してたくさんのリアクションがあり、今後のモチベーションに繋がるいい経験となりました。

実はちょうどこの発表の準備期間がZOZOFITのローンチと重なっていて、それらを並行に進めていくことは大変でしたが、手一杯になってしまった時には、チームの人たちが声をかけてくださり、助けてくれたんです。元々人に頼るのが苦手だったのですが、この経験からチームで働くうえで「ピンチの時には1人で抱え込まないで、周りの人に頼る」ことの大切さを学びました。また、「周りの人のピンチに気づき、助けになれないかと声をかけられるような人になろう」と思うきっかけになりました。助け合いの文化があるZOZOだからこそ、得られた教訓だと思います。

【参考】目からビームでヴィランをやっつける 〜知られざるARKitの並走機能〜


憧れは、部署のリーダー

ZOZOのフラットで、意見を交わしやすい雰囲気は働きやすいと感じます。チャレンジする人の背中をどんどん押して、サポートしてくれるところも素敵だと思います。

入社前に何度も「ZOZOにはいい人がいっぱいいるよ」と聞きつつも、当時は正直、半信半疑で「本当だといいな」程度に思っていましたが、入社してから「本当にそうだ」と感じる場面がたくさんありました。

そんなZOZOの中でも、私の憧れは、現在所属している部署のリーダーです。温かい人柄で、チームメンバーの成長を第一に考えてくれます。チームメンバーのことをたくさん褒めたり、仕事のしやすい環境を各所と調整して作ってくれたりする人なので、例えるなら、一緒に働く人たちにゲームでいうバフをかけてくれるような存在です。いずれはそんなリーダーシップを持ったエンジニアになりたいと思っています。

技術面でも、もっともっと成長し、周りに「この人に聞いたら」と頼られるような存在になりたいと思っています。ZOZOは学ぶ環境や制度が整っていますし、高い技術力を持ったエンジニアがたくさんいるので、多くのことを吸収していきたいです。

仕事でもファッションでも「こだわる」ことは自分にとってワクワクやモチベーションの源泉になります。自分なりのこだわりをサービスやプロダクトに昇華させて、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を届けられたらいいなと思っています。

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