楽しく学び、楽しく成長する。実務未経験で入社したZOZOフロントエンドエンジニアのやりがい
自分を〇〇芸人と名付けるとしたら?
インターネットの世界に魅了された中学・高校時代を過ごした経験から、大学では情報工学を専攻し、AR技術に関する研究に取り組んでいました。学んだことを生かせる環境で働きたいと考えてはいたものの、IT業界だけを志望していたわけではありません。
アートやクリエイティブ、そして何よりファッションが好きだったので、自分が興味を持てる領域で、多くの人々が触れるサービスに携わりたいと考えていました。テクノロジーの力で、世の中をより便利にしたいと思っていたからです。
「ZOZOTOWN」というプラットフォームだけではなく、「ZOZOSUIT」や「ZOZOMAT」などの計測テクノロジーを開発しているZOZOは、そんな私にぴったりな場所だと感じました。
最終的にZOZOへの入社を決めたのは、事業内容に魅力を感じたのはもちろんですが、それ以上に、単に私の学歴やスキルだけでなく、私の人柄までをしっかりと見たうえで、オファーをしていただいたからです。
ZOZOのスタッフはよく自社のことを「いい人が多い」と表現します。入社以前からそのことを聞いていましたが、面接を通じて多くのスタッフと話をしてみて、そのことを実感しました。面接という場でも気兼ねなく、自然体の自分でいることができたんです。
面接で「自分を〇〇芸人ととしたら、片岡さんは”なに芸人”ですか?」と質問されたことを今でも覚えています。エンジニアの面接ではなかなかない質問ですよね。
私は、とっさに「子ども向けアニメ大好き芸人」と全然エンジニアと関係ないことを答えてしまいましたが(笑)、「ZOZOでなら、自分らしく楽しく働ける」と確信できたことが、入社を決意するきっかけになりました。
経験とスキルを掛け合わせて、1,000万人以上のユーザーに届ける
現在はZOZOTOWN開発本部のZOZOTOWNWEB部に所属し、ZOZOTOWNのフロントエンドの開発を担当しています。私のチームは主にLPの開発を手がけており、これまでに「ZOZOCOSME」のオープン1周年を記念した特設ページや、クリスマス特集のページなどを担当しました。
LPをつくる仕事のやりがいのひとつは、多くのユーザーの目に触れる、というところにあります。「ZOZOTOWN」の年間購入者数は1,000万人を超えているので、それだけ多くの人に自分が手がけたページを見てもらえていると思うと、開発者として嬉しいですし、同時に背筋が伸びる想いもします。
これまでに担当した案件で特に心に残っているのは、あるシューズブランド様のAR試着画面を担当したことです。大学時代にAR技術を用いたアプリ開発を行っていた経験と、ZOZOで得たWEBフロントエンドのスキルを掛け合わせて、多くのユーザーに利用いただける新しいサービスを世に送り出した時には、点と点が繋がった気がして、嬉しかったことを覚えています。
私はユーザーが靴を選ぶメニューの実装を担当したのですが、難しい設計が多く、なかなか苦戦しました。チーム内で相談したり、ZOZOのコードや使用するライブラリを紐解き参考にしたりしながら、なんとか無事にリリースすることができました。
特にこういった企画系のLPを担当する際には、デザイナーはもちろん、企画担当であるビジネス部門やカスタマーサポート部門、そしてブランド様など、ありとあらゆる関係者が集まるなか、最終的なアウトプットはフロントエンドエンジニアが担うことになるので、少なからずプレッシャーを感じることもあります。
しかしそれ以上に、社内外のいろいろな人と一緒に作り上げられるところこそが楽しい部分であり、リリースしたときの喜びを分かち合えることも、フロントエンドのもうひとつのやりがいなんです。
楽しく学び、楽しく成長する
入社してからの1年間で、ZOZOには個性を大切にする空気と、困ったときに手を差し伸べるカルチャーがあると感じています。
私は人と話すときに、遠慮してしまうことがあるんですね。でも、ZOZOでは、そうしたことを意識せずに自然体で過ごすことができています。
自分らしく怖がらずに発言できる、あたたかい空気感のなかで働くことができているのは、メンターをはじめ、一緒に働くチームのメンバーや、他部署のスタッフのおかげです。
実は、私はインターン等でエンジニアとしての実務経験がなかったため、周囲についていけず、最初は苦労するかも、と入社当初は不安に思っていたんです。
しかし実際は、入社してから6か月間、特にメンターが手厚くサポートしてくれたので、それは杞憂に終わりました。
例えば、週に1回はメンターに相談する時間をしっかりと設けられていたので、その時間を使って業務の中で生まれた疑問を解決したり、時には雑談をしてコミュニケーションを図ったりしていました。
また、同期やメンターとモブプログラミングをよく行いました。既存コードの改修作業等の課題を通して、エンジニアの基礎を学びました。そうしているうちに、業務の中で自然と、JavaScriptやTypeScriptなどのスキルも身に着いていたんです。もちろん、自分自身で、業務に活かせるインプットをたくさん行いました。
それだけでなく、高い技術力を持った方と一緒に働ける環境があるのは、エンジニアとして最高の福利厚生だとも感じています。コードの書き方や、他部署との連携の仕方など、チーム内で気軽に相談できたり、アドバイスをもらったり、毎日が学びの宝庫です。
そのうえ、「話がしやすく、質問しやすい環境」は、業務経験がまだ少ない私が成長するために、なくてはならないものでした。それがあったおかげで、エンジニアとしてキャリアのスタート地点に立てたと思っています。
楽しく働けて、なおかつ成長していける。ZOZOへの入社を決めた決断は、間違いではありませんでした。
今度は私がロールモデルに
私はこれから、周りの人を思いやれる社会人になりたいと考えています。
入社してからずっと、たくさんの方に助けてもらいました。そのおかげで、ひとりで案件を担当できるようになり、毎日の仕事を楽しいと感じられ、もっと成長したいと思うことができています。
これからは、私が誰かに同じことをしてあげる番だと思っています。ロールモデルである先輩たちのように、これから入社してくれる後輩たちにとって、どんなときにも味方でいられるエンジニアになりたいと思っています。
ZOZOは事業の展開スピードが速いので、手厚いサポートがあるからとはいえ、仕事に慣れていないうちは失敗したり、時には心細くなってしまうことがあるかもしれません。特に、私のように実務経験がなく入社する場合はなおさらです。
そんなときには、ぜひ私に声をかけてください。これまで私が周りの仲間に助けてもらったように、私も目一杯のサポートで、楽しく働き、そして成長していけるお手伝いをさせてもらいます。
きっとこれまでも、そしてこれからも、こうしてZOZOのカルチャーは次の世代に脈々と受け継がれていくのだと思います。