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「顧客に向き合い続けた歴史を肌で感じた」——中途入社エンジニアが語る、ZOZOの顧客志向カルチャー

仲西 渉(ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWN開発1部 iOSブロック/ 2023年中途入社)
2023年に株式会社ZOZOに中途入社。現在は、iOSエンジニアとして「ZOZOTOWN」の新機能開発やプロダクトの改善に従事する。趣味は、カメラ、テニス、スノーボード。


私の技術は、誰かの笑顔のためにある

ZOZOに入社する以前は、飲食系のWebサービスを展開する事業会社で、iOSエンジニアとして働いていました。

飲食業界を選んだのは、「たくさんの人に笑顔を届けるサービスを手がけたい」という思いがあったからです。学生時代からずっと、この思いは変わっていません。

ZOZOに入社する以前にも転職経験があり、同じく飲食業界を選びました。食に関わるサービスが好きだったので業界は変えず、より高いスキルを獲得するための選択でした。

そんな私がZOZOへの転職を決めたのは、学生時代から持ち続けている思いを叶えられる環境だったことにくわえて、エンジニアとしての技量をさらに高められると感じたからです。

業界は変わりますが、ファッションも食と同様に、人々に笑顔を届けられる業界です。「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念は、まさに私が学生時代から持ち続けている思いに通ずるものでした。

また、腕利きのエンジニアが多数在籍しているので、一緒に働くスタッフからたくさんの学びを得られるのも理由の1つです。業界内で名前を知られているエンジニアも少なくないですし、プロダクトの質も高く、エンジニアとしても成長できるイメージが鮮明に湧きました。

働くうえで譲れない思いを形にしながら、エンジニアとしても大きく成長できるZOZOは、まさに私が探し求めていた環境だったのです。

モダンとレガシーが交差する、難度の高い開発現場

現在はZOZOTOWN開発本部に所属し、iOSエンジニアとして、「ZOZOTOWN」の新機能開発やプロダクトの改善に携わっています。

私の役割をひと言で表現するなら、「お客様に心躍るお買い物体験を届けること」。そのために、新機能を開発するだけでなく、継続的なリファクタリングも実施し、絶え間ない改善活動に従事しています。

新機能の開発でいえば、2023年11月にZOZOTOWNで購入した商品へのレビュー投稿および投稿されたレビューを閲覧できる、「アイテムレビュー機能」を実装しました。

これによって、お客様はアイテムの購入時にリアルなサイズ感・使用感が把握できるようになり、従来にも増して便利なお買い物体験が得られるようになりました。

手がける業務の中には、細やかな機能開発も含まれています。ビジネスサイドのスタッフと連携しながらプロダクトを進化させていく日々は、ファッションが好きな一人のユーザーとしても、とてもワクワクできるものです。

また、古いコードのリプレイスも、エンジニアの腕が鳴る業務です。

ZOZOTOWNは歴史が長いサービスなので、現在の仕様がどうなっているかを正確に把握したくても、当時の資料が残っていないケースがあります。

改善しようと試みても、不具合を起こしてしまうと本末転倒です。不具合を起こさずにサービスをアップデートするには、高い技術力や知識が求められます。

新機能を開発するより、レガシーを刷新していく業務のほうが私にとってははるかに難度が高く、こうした業務に携われるのも、ZOZOでエンジニアとして働く魅力の1つです。

ZOZOTOWNの歴史は、顧客に向き合ってきた歴史

ZOZOに入社してからの1年間を振り返ると、これまでには得られなかった経験ができ、成長していると感じています。

先輩エンジニアから技術的な学びを得られるだけでなく、マネジメントやUIやUXなど、優れたプロダクトをつくるための視点や姿勢をたくさん学ぶことができているんです。

なぜ、そうした学びが得られているのかというと、まずは関わるスタッフの多さが挙げられます。

1つのプロジェクトに多い時には30人以上のスタッフが関わるため、職種の異なるスタッフと連携したり、組織として成果を出す必要があったりして、「開発する」以上のスキルが求められるんです。

また、ZOZOTOWNはかなり多くのユーザー数を抱えるプロダクトなので、小さな改善が大きなインパクトを生みます。ボタンの大きさ1つとっても重要な戦術になるので、プロダクトの細部に対するこだわりも強くなりました。

プロダクトの質にこだわり続けるのは、大変なことでもあります。ただ、こだわり抜いたからこそ得られるお客様からのフィードバックは、エンジニアとして働く醍醐味の1つです。

新機能を開発したからといって、必ずしも喜んでいただけるとは限りません。「使いにくい」「以前のほうがよかった」という意見をいただくこともあります。しかし、ZOZOでは、否定的な声をいただく機会が少ないんです。それは、プロダクトの質にこだわり続けるエンジニアで組織が構成されていることの証ですし、これまでもお客様のことを何よりも優先してプロダクトを開発してきた歴史があるからだと思います。

「アイテムレビュー機能」をリリースした後は、SNSでみなさんの意見を調べてみました。ありがたいことに、お客様にとても喜んでいただけていて、「これからもこんな仕事をし続けたい」と胸が熱くなりましたね。

プロダクト愛で、世界中に笑顔を届けたい

ZOZOは、働きやすさと成長環境の双方を揃えた、“いいとこどりの会社”だと感じています。

私がZOZOを選んだ理由の1つは、開発部門でフルリモート・フルフレックスの働き方が認められていることです。ウィンタースポーツが大好きで、いつか雪国に移住したいと考えていたのですが、ZOZOはその夢が叶う環境でした。

それでいて、キャリア支援も手厚い。エンジニアのキャリアは大きく分けて「技術のエキスパート」か「プロジェクトもしくは組織のマネジメント」の2つがあり、個人の志向に合わせて道を用意してくれます。

国内外で開催されるカンファレンスへの参加支援もあり、このような制度もどんどん活用させてもらうつもりです。

ワーク・ライフ・バランスを大切にしながら、それでいてエンジニアとして成長し続けられる環境は、そう多くありません。働くだけがキャリアではない今の時代において、仕事とプライベートの双方を充実させられるZOZOは、とても魅力的な会社だと思っています。

私は今後、自分のキャリアをマネジメントに寄せていきたいと考えています。

学生時代から持ち続けている「たくさんの人に笑顔を届けるサービスを手がけたい」という思いを実現するには、多くの人に使っていただけるプロダクトを、さらに良いものに磨き上げていくスキルが必要です。

そのスキルの1つがマネジメントであり、ZOZOにはそれを手に入れられる環境があります。

ZOZOで働いていると、それぞれの“プロダクト愛”が垣間見える瞬間が多々あります。それに触れる度に、「ここで働いていたら、世界中の人々に愛されるプロダクトをつくる技術が身に付くはずだ」と確信できるんです。

もちろん私も、強いプロダクト愛を持ったエンジニアの一人です。

私の携わったプロダクトが、みなさんの笑顔の理由になることを願って、今日も目の前の仕事に打ち込んでいきたいと思います。


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