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新卒で海外からZOZOを選んだエンジニアが、これからもZOZOで働きたい理由

李 垂垠(ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWN企画開発部 企画フロントエンド1ブロック/ 2023年新卒入社)
2023年に株式会社ZOZOに新卒入社。現在は、フロントエンドエンジニアとしてZOZOTOWNのLP制作に従事する。趣味は、海外旅行とお酒を飲むこと。


海外から見た日本、日本の中のZOZO

私は幼い頃からずっと、仕事を楽しめる大人になりたいと考えていました。

生活するためだけに仕事が存在するのではなく、仕事に向き合う時間が人生の楽しみの一部であると感じられるような、そんな職場で働くのが夢でした。

現在こうしてZOZOで働いているのには、いくつかの理由があります。

まずは、生活空間にデザインが浸透している日本に本社を置いているということ。

強く記憶に残っているのは、日常生活の隅々にまでデザインが行き届いていたことへの感動です。高校1年生のときに、日本の政府に招待していただいて1週間ほど日本国内を見学する機会があったのですが、生活の便利さには本当に驚かされました。

細かい話ですが、日本はシールが剥がしやすい。海外だと剥がすのに延々と時間を費やすのですが(笑)、日本でそうした経験をしたことはありません。

シールの話は一例に過ぎませんが、これほどまでに日常にデザインが浸透していて、エンジニアリングを駆使している国はそう多くはありません。技術者として生きていくなら、日本にどっぷり浸かってみたいと思いました。

数ある会社の中でZOZOを選んだのは、友人からの紹介がきっかけです。もともとZOZOのことを知らず、ZOZOTOWNを利用したこともありませんでしたが、「ゾイ(李の愛称)に合ってるよ」というので選考を受けることにしました。

いざ選考が始まると、友人が言っていた意味が分かりました。スタッフのみんなが仕事を心から楽しんでいるのが伝わってきましたし、プロダクトは可愛らしいだけでなく、使いやすくて、デザインやエンジニアリングに投資を惜しまない会社であることも理解できたのです。

選考が進むにつれ、ZOZOが大好きになりました。自分が「働く」を通じて実現したかった環境があることも確信できたので、入社を決めました。

障壁がないから、学びが深くなる

現在は、エンジニアとして、主にLP(※)の制作を担当しています。キャンペーンのLPや、ブランド様のLPなど、手がけるデザインは様々です。直近だと、「堂本剛プロデュース」第2弾の企画や、無印良品様のショップオープン記念企画などを担当しました。

※サービスの紹介やキャンペーン情報を掲載するために用いられるWebページ。ランディングページ(Landing Page)

私が所属するチームでは、テイストが異なる多様なLPを制作するので、飽き性な私にぴったりだと感じますし、挑戦できるデザインの幅が広いため、スキルを伸ばすことにも役立っています。

また、関わる部署が多いのも特徴です。企画ごとに担当者が違うので、個性豊かなスタッフたちから、様々な学びをもらっています。

よく聞く話では、デザイナーとエンジニアの関係性がイマイチだったり、ビジネスサイドとエンジニアサイドの交流がなかったりといった目に見えない壁があるそうですが、ZOZOにそうした障壁はありません。

エンジニア組織は在宅勤務が基本なので、オフラインであればすぐに解決できる相談事も、テキストコミュニケーションで解決しなければいけないことがあります。

例えば、アニメーションの動きを1秒変えるときも、Webにアップロードして確認をお願いしなければならず、対面で確認してもらうことに比べて工夫が必要です。

こうしたやり取りをオンラインで実行するのは難しいのですが、部署間の連携がスムーズなので、最初は上手くいかないことも気まずさを感じなくなりますし、お互いにとって都合のいい進行方法を議論しながら改善を重ねているので、毎日が学びの連続です。

また、まだまだエンジニアとして一人前ではない私にも、一人で案件を任せてくれる懐の深さに感謝しています。手を挙げたらすぐに挑戦の機会をもらえるだけでなく、サポートが充実しているおかげで、一人でも複数の案件を同時に進行できるようになりました。

まだ入社から1年も経っていないのに、これだけの経験をさせてくれる会社はそれほど多くないのではないかと思います。

ボトムアップで前進するカルチャー

私はZOZOのフラットな社風が大好きです。たとえ新卒1年目であっても、提案をした際は否定することなく話を聞いてもらえますし、手を挙げれば機会がどんどん回ってきます。

例えば、社内で使っているコミュニケーションツールに、「LPのリリーススケジュール開発に関わるメンバーにリマインドするbotを組み込みたい」と提案した際は、「いいね!やってみよう」と背中を押してもらいました。このbotはすでに実装され、LP開発の進行がこれまで以上にスムーズになりました。現在は、開発に関わるメンバーだけでなくビジネスサイドのメンバーにも通知すべきかなど、改善案も検討中です。

もし的外れなことを言ってしまった場合は、意見を尊重しつつ、より良い方向へと導いてくれるのも嬉しいです。仲間をリスペクトする文化が土台にあるからこそだと思います。

みんなの意見で会社を前進させていこう、という意思が感じられるので、社歴が浅く、日本に慣れていない私でも積極的に発言することができています。

「異国の地で働くのは大変じゃないか?」と聞かれることもありますが、差別はまったく存在しませんし、日本語がある程度話せれば仕事には困りません。

ちなみに、同僚ともすぐ仲良くなりました。週末に飲みにいく機会も多いですし、先日はチームのメンバーと福岡旅行に行きました。

プライベートの時間も共有したいと思えるスタッフがたくさん在籍しているのも、ZOZOの魅力だと思います。

社内全員から頼られる存在に

世界中のどこで働くかも、どんな会社で働くかも自由に選べる時代ですが、しばらくはZOZOで挑戦していきたいと思っています。

直近の目標は、まずは実力をつけ、「ゾイに任せたい」と言ってもらえる存在になることです。

私は座学よりも、手を動かして身に付けるのが肌に合っています。日本語も、テキストを読むのではなく、来日してからたくさんの人に話しかけて習得しました。コードも同じで、書いて、レビューしてもらい、また書き直す……の連続で学んでいます。

ZOZOはそうした荒削りな私にも寛容で、たくさんのフィードバックをくれる環境なので、業務にもより積極的に参加して、みんな驚くスピードで成長していきたいと思います。

これから入社するみなさんにとっては、私がいい先輩でいられるように努力します。年齢や立場、バックグラウンドにとらわれずフラットな関係性で、お互いを高め合っていきましょう。

みなさんと働ける日々を、楽しみに待っています。

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