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成長に必要なのは「いい仲間」と「いい仕事」──新卒2年目エンジニアが振り返る“ZOZOでの日々”

松岡 隆斗(技術本部MA部MA開発2ブロック/ 2022年新卒入社)
2022年に株式会社ZOZOに新卒入社。現在は、エンジニアとしてZOZOTOWNのマーケティングオートメーションにおけるシステムの開発・運用に従事する。趣味は、ウイスキー集め、ゲーム、麻雀。

周りの人に喜んでもらえる仕事

私は学生時代、「自分の周りにユーザーがいるサービスを、大規模に運営している企業で働く」という明確な軸を持って就職活動をしていました。自己分析を重ねた結果、「周囲の誰かのために行動し、その人に喜んでもらうこと」が私のモチベーションになっていることが分かったからです。自分の仕事が周りの誰かの幸せに貢献していることを肌で感じられる環境を探していました。

就職先の候補にZOZOが挙がったのは、誰もが日常的に接するファッションの領域で、ファッションEC「ZOZOTOWN」をはじめとするかなり大規模な事業を運営していたからです。

私はファッションにそこまで詳しくはないものの、お気に入りの服を着る喜びを知っていますし、ファッションを楽しむ人たちの気持ちに共感することができます。つまり、いつもユーザーの気持ちを身近に感じられるので、ユーザーの喜ぶ顔を思い浮かべながら多くの人々に価値を提供できるのではないかと考え、選考に臨みました。

いくつかの企業の面接を受けていたなかで最終的にZOZOを選んだ理由は、就職活動の軸に合致することと、一緒に働く人たちの人柄のよさです。選考の過程から自分に対して真正面から向き合ってくれましたし、私の考えを決して否定せず受け止めてくれたことが印象的で、「ZOZOでならきっと楽しく働ける」と信じることができました。

今年で入社2年目になりますが、当時の選択が間違っていなかったことは明白です。

「いいプロダクトをつくろう」という思いを持ったエンジニアたちが集う環境は、技術者としてこれ以上ないほど魅力的な場所ですし、彼らとは業務時間以外でも一緒に過ごしたいと思える関係なので、週に一度は勉強会などを一緒に開いています。

ZOZOで過ごす日々は、「毎日が本当に楽しい」というのが素直な気持ちです。

事業成長の視点を持ったエンジニアであれ

現在は技術本部 MA部 MA開発2ブロックに所属し、ZOZOTOWNのマーケティングを自動化する仕組みづくりに従事しています。

ZOZOTOWNでは販売促進を目的に、お客様の商品閲覧履歴やお気に入りアイテムのデータを活用して、アプリのプッシュ通知やLINEやメールでの配信を行っているのですが、これらを実現するシステムの開発・運用をするのが私たちの役割です。最近は、ビジネスサイドが利用しやすく、機能追加や保守・運用がしやすいシステムへの刷新を進める中で、配信システムのリプレイスを行っています。

実店舗を持たないZOZOTOWNにとって、アプリのプッシュ通知やLINEなどの配信は「お客様とZOZOTOWNをつなぐコミュニケーションの窓口」だと思っています。常に一定の配信をすればいいわけでなく、通知を送るタイミングや、誰に何を配信するかなど、お客様のことを常に考えなければいけません。

配信の方針を決定するのはビジネスサイドですが、それらを実現するシステムを開発したり運用したりするのは私たちエンジニアの責任です。「数百万通もの配信を何分以内に送る」というパフォーマンスを意識した設計・開発をしたり、サイズが大きいデータをいかに効率よく処理するかを検討したりと、サービスの規模が大きいからこそ得られる経験はこの仕事の醍醐味の一つになっています。

また、売上を伸ばすだけでなく、コスト削減に向き合うことも重要です。私たちの部署は販売促進のためにどれくらいシステムコストがかかり、結果としてどれくらい売上につながるかといった、売上や利益に直結する開発を担っているので、事業成長の視点を持ったエンジニアリングが求められるのも特徴かもしれません。

新卒1年目につくる「リーダーの視座」

新卒でZOZOに入社しているので他社と比較するのは難しいですが、入社してからの1年半で「ZOZOだからこその経験」をたくさんしてきたように思います。

例えば、現在行っている配信システムのリプレイスの中でメール配信基盤の開発を主担当として任せてもらい、設計から開発までを行った経験です。

私たちの部署では配信システムに関する設計、開発、運用を一貫して行っているため、重複配信されないか、仮に障害などにより途中で処理が失敗した場合に復旧できるか、その手順はどうなのかなど、運用時のことまで考えて設計しました。

ZOZOでは、年次に関係なく打席に立つ文化があります。最終的な意思決定は上司が行いますが、大枠の設計や進行方法は担当者が主体的に決めて行動することが求められており、かなり背伸びする経験をさせてもらいました。

プロジェクト単位でも、主担当を経験しているのとそうでないのとでは、見える景色が違います。内定者としてアルバイトをしていたときは「タスクをこなす」ことで精一杯でしたが、現在はプロジェクトの主担当を経験したことで、チーム全体を意識したより俯瞰的な視点で仕事に向き合えていると思います。

若手の成長に投資する文化は業務以外への支援にも表れています。例えば私の場合、今年サンフランシスコで開催された「Google Cloud Next」というカンファレンスに参加させてもらいました。

私たちはGoogleが提供するサービスを導入しているので、彼らが発表する最新機能にいち早く触れたり、職種が似ている海外エンジニアと交流したりする機会が持てたのは非常に刺激的で有意義でした。

大規模でなくても、カンファレンスへの参加には積極的に支援してもらえるので、今後も機会があれば活用していきたいと思っています。

成長に必要なのは、競争ではなく共創

入社以前と現在を比較すると、自分だけではなし得なかった成長ができました。入社1年目からプロジェクトの主担当を経験できるなんて思っていなかったので、入社以前に想像していた理想の自分に近づけている実感があります。

とはいえ、まだまだです。

ZOZOのエンジニアは技術力が高くプロダクトに対する熱量も非常に高いので、自分の振る舞い次第では今以上に学びを得られる環境のはずです。これからも引き続きエンジニアとしての腕を磨き、先々はチームのリーダーを任されるような人材になりたいと思います。

ZOZOで働く未来を検討しているみなさんには、「楽しく働き、成長していける環境があるよ」とお伝えしたいです。実際に働いてみると、一人だけで成長するのは難しく、競争よりも共創し協調するからこそ成長していけるのだと気が付きました。

私が今このタイミングで学生に戻るなら、就活の軸に「いい仲間と働く」を追加します。成長し続けるには、誰と働くのかが重要だからです。

ZOZOのエンジニアはプロダクト愛に溢れ、仲間へのリスペクトを持った人たちです。それでいて技術力も高く、自分のポテンシャルを最大限発揮できる環境だと思います。

私もあなたのポテンシャルを引き出す一人でありたいですし、刺激を受けながら自分自身も成長していきたいです。

ぜひ、一緒に働ける日を楽しみにしています。

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