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アートのように毎日を彩るファッションを、技術の力で支えていく。

【プロフィール】
高橋 啓太(ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWNアプリ部 Androidブロック / 2020年新卒入社)
2020年に株式会社ZOZOテクノロジーズ(現株式会社ZOZO)新卒3期生として入社し、ZOZOTOWNのAndroidアプリ開発に従事。新機能の開発や既存機能の改修などを担当。

ファッションは、私たちに最も身近なアート

僕はもともと、アートが好きでした。音楽を聴いたり、絵画作品を観たり、感性を刺激する創作に触れる機会が多い人生を歩んできたと思います。音楽においては、実は作り手として活動していた時期もあり、自分でつくった音楽作品がモデルの写真集のプロモーションに起用されたこともありました。

エンジニアを志した背景にも、少なからずアートへの興味が関係しています。ものづくりが好きでしたし、ものづくりをする人も好きだったので、自分の手で何かを生み出すか、生み出す人のサポートがしたいと考えていました。

ZOZOへ入社を決めた理由の一つは、ファッションにアート性を感じたことです。服は、いうなれば、デザイナーが持つ哲学や感性を形にしたものです。「私たちの最も身近にあるアート」と表現することもできると思います。

ZOZOのエンジニアとして働くことは、ファッションというアートに携わる生産者と消費者の双方を、技術の力で支えていくということに他なりません。

会社について理解を深めるうちに、人生の「点」が「線」になる感覚がありました。想像と創造(※1)をかけ合わせるZOZOでなら、自分がやりたいことで誰かの役に立てるはず。そう確信し、入社を決めました。

(※1)2004年12月、インターネット上のファッション街をコンセプトに、想像(SOZO)と創造(SOZO)の二つの“ZO”をかけあわせ、想像と創造の行き交う街「ZOZOTOWN」が誕生しました。


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(自宅のデスク。学生の頃から音楽や絵画など、アートに広く関心があった高橋。正面にはお気に入りのアート作品を飾り、休日はエレクロトニカというジャンルの楽曲制作に没頭することも。)


70億人のファッションを、技術の力で変えていく

現在は、ZOZOTOWNアプリ部のAndroidブロックに所属し、「ZOZOTOWN」のAndroidアプリを開発しています。新しい機能の実装から、レガシーなコードの刷新まで、ユーザーの利便性を向上させるためのアプローチなら、なんでも担当します。

「ZOZOTOWN」は歴史のあるサービスなので、技術的な負債が残っている部分が少なからずあります。その状態でも問題なくサービスを利用していただけるのですが、新しい機能を追加したり、より便利にしたりするには、ときにゼロからコードを書くこともあります。

もちろんその工程は大変なのですが、技術力がなければ実現できないため、エンジニアの腕の見せどころだともいえます。改善に気づいてもらえたときは、やはりうれしいですし、「ユーザーにとって価値のあるプロダクトをつくろう」という共通認識を持った仲間と力を合わせることは、それ自体が楽しいものです。

入社から今日までを振り返ると、今年の3月に行われたZOZOTOWNのリニューアルが特に印象に残っています。限られた時間の中で、高い技術力を持ったZOZOのエンジニアが力を結集し、iOSとAndroidアプリに関しても大幅に改善しました。

ただ手を動かすだけでなく、「ユーザーが最も快適に使える設計はどのようなものか」をゼロベースで考えたうえで実装まで担当できたのも、印象に残っている理由だと思います。

「ZOZOGLASS」の発表と同時のリニューアルだったこともあり、ユーザー様からポジティブな意見をたくさんいただけました。自分が、70億人のファッションを技術の力で変えていくことに貢献できているようで、心からうれしかったですね。

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コードを書くことだけが、エンジニアの役割ではない

僕はZOZOの、変化するスピードの早さが大好きです。例えば、旧ZOZOテクノロジーズがZOZOに集約された(※2)ように、サービスレベルを向上させるためなら、大胆な変化もいといません。

そうした文化は日常の業務にも反映されており、エンジニアであれば、業務を効率化するためのアクションには躊躇がありません。より早く、より楽に、より便利にするために、迷わず決断し、すぐさま行動に移します。

こうした「エンジニアにとって理想的な環境」が維持され続けているのは、文化だけでなく、それを支える高い技術力があってこそだと思います。技術力とは、ただコードを書く能力だけでなく、詳細に仕様を決める力や、多くの部署と連携するコミュニケーション力など、あらゆる要素の結集を意味します。

ZOZOには、総合力に長けたエンジニアが数多く在籍していると感じています。彼らの存在がZOZOの飛躍を支えているのは間違いないですし、私自身、彼らと働くことで非連続の成長ができています。

まだまだ先輩方には及びませんが、「専門性の異なるプロフェッショナルと連携し、より良い価値を生み出す」というエンジニアの責務を果たせる環境で働けるのは、非常に魅力的だと思っています。

(※2)ZOZOグループの組織再編により、2021年10月1日、株式会社ZOZOテクノロジーズのテクノロジー研究開発以外の全事業部門が株式会社ZOZOに集約されました。

技術にとどまらない総合力で、世界中に笑顔を

ZOZOに入社してから、エンジニアとしての視野が広がったと思います。それこそ、「専門性の異なるプロフェッショナルと連携し、より良い価値を生み出す」ことがエンジニアの責務だと考えるようになったのは、一緒に働く先輩たちの姿を見ていたからです。

ZOZOは、ファッションの力で、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を届けるためにサービスを提供しています。その企業理念を実現するには、コードを書いているだけでは不十分です。

社会に対して大きなインパクトを与えるには、プロフェッショナルたちが力をあわせる必要があります。そのためには、ときに専門性を越境する力が求められます。その重要性に気づき、その力を養っていけるのは、ZOZOならではだと思っています。

まずは技術力を磨くのが先決ですが、それと並行して、今後は総合力を高めるアプローチにも力を入れていきます。その先に、生産者も、消費者も、ファッションを通じて自分の世界をより良いものにしていけると信じています。


撮影:ZOZO CI室 コーポレートデザイン部 フォトブロック

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